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プレゼンの3要素

基本は日本語のプレゼント同じ

英語に限らず、日本語でのプレゼンであったとしても、プレゼンのポイントは
1.内容「誰に、何を話して、どんな結果を得たいのか」
2.構成「どのような順番で話すのか?」
3.話し方「どのように話すのか?」
の3点です。


●まずは「内容」。
「誰に、何を話して、どんな結果を得たいのか」
これが最重要で、極端な話ここだけ押さえておけば大丈夫なくらい大切なところです。

たとえば自社の同じサービスについてプレゼンするにしても、プレゼンする相手が
・まだその分野のことをよく知らないお客さん
・業界や同業他社のサービスもある程度知っているお客さん
・自分のサービスをよく知った上で、導入を検討中のお客さん
のどれに当たるのかで話すべき内容は全く違ってきます。
3番目のお客さんに初歩的な説明をしてもイライラされるだけですよね

そしてそのプレゼンによって、たとえば
・サービスの内容を知ってもらう
・次回の詳細な商談に繋げる
・具体的な要求を聞き出して見積書作成にこぎ着ける
のうちのどんな結果を得たいのかを明確にしなければなりません。

「誰に、何を話して、どんな結果を得たいのか」この部分をしっかり押さえておく事が、プレゼンでは重要です。
このプレゼンで、結果的に自分が何を得たいのか?という目的をしっかり持っていれば、話がぶれたりする事無く、
自然と自分の言いたい事が伝わりやすいプレゼンとなるでしょう。

●次に「構成」です。 日本語の日常会話では、「起承転結」の順番で話しをすることが多いと思いますが、ビジネス、特に英語でのプレゼンでは、
とにかく結論を最初に伝え、その論拠を説明する構成が好まれます。
この結論を最初に話すという事は、普段の英会話でも同じ事です。
学生時代に習った英文法も「主語(S)+動詞(V)・・・」から始まりますよね?
「誰が+〜する。」
聞き手は、必然的に「何をするのだろう?」と疑問に思います。
そこで「誰が+〜する+何を」と、英語が続いていきます。
これが「主語(S)+動詞(V)+目的語(O)」となる訳です。
結論を最初に持っていく事は、聞き手の知りたいと思う好奇心をくすぐる形となり、聞き手を惹きつける話し方となっていきます。

なので、説明資料も一番最初に
"Outlinne"
等のタイトルでプレゼン全体の概要を箇条書きの目次で示してからはじめるのがよいです。
ああこれからこんな話が聞けるのだなと聴く方が安心していられるので注意が途切れず、実りの多いプレゼンになります。

またこうすると、聞く側の聞きたいことと話の内容がもしずれていても、プレゼンのはじめの時点で内容修正が出来ます

●最後に「話し方」です。
ここまで読まれたらもうおわかりでしょう
「話し方」は最後で良いのです。

「誰に、何を話して、どんな結果を得たいのか」を明確にし、それを
「どんな流れですすめるのか」
が決まれば、プレゼンは8割方終わったような物なのです

人前で何かを話す事が得意な人というのは、それ程 多くは居ないと思います。
それが、英語だったら尚更でしょう。だからどうしても説明資料を作る事や、
しゃべる英語のことにまず注意が行きがちですが、それが失敗の元です。

相手は誰で、何を聴きたがっているのか? 自分たちはどんな結果を得たいのか?
どんな流れで説明をするのか?

これが明確になっていれば、上手に話そうと思わなくて良いのです。
相手に分かりやすく話せば、良いだけの事です。

では、相手に分かりやすくとは?
無理して長い英文で話さない事です。シンプルに短い英文で話す事が、相手にとって分かりやすく、
自分にとっても負担の無い「話し方」となります。

だから、上で説明した基本を押さえておけば、ちょっとした英語の言い回しを覚えるだけで
プレゼンは劇的に良い物になります。

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