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TOEICとは

英検と並ぶ最もメジャーな英語力試験

TOEIC(通称:トーイック)テストとはTest of English for International Communication(国際コミュニケーション英語能力テスト)の略で、元々は日本の通商産業省がつくった試験です。英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための世界共通の試験で、世界約90ヶ国で実施されています。

TOEICテストはListeningとReadingという受動的な能力を客観的に測定することを主眼に作られており、
SpeakingとWritingの能力についてはTOEIC SW(Speaking Writing)という別試験が用意されています。
また、初・中級英語学習者向に難易度を下げたTOEIC Bridgeテストも用意されています。
TOEICテストは英語力試験としては日本でもっともメジャーな物の一つで、英語力を測定する物差しとして多くの企業が導入しています。

TOEICの概要
TOEICには2つの形式がある。
・個人に対して実施され、ETSによりスコアが正式に認定されるTOEIC SPテスト。(Secure Program Test:公開テスト )
・過去の公開テストで出題された問題を使って企業や学校等の団体で随時実施されるTOEIC IPテスト。(Institutional Program:団体特別受験制度)

また、TOEICの姉妹版として、TOEIC SWやTOEIC Bridgeがある。
・TOEIC SWテストは、スピーキングテスト、ライティングテストが新たに別形態で導入された試験である。
・TOEIC Bridgeテストは、長文の文章が短くなっているなど、問題の難易度は従来のTOEICテストよりも下げられている。

試験問題
財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が実質作成。
米国にある非営利のテスト開発機関Educational Testing Service(EST)が作成監修。

TOEIC受験の主な目的
企業での英語能力測定が主な目的として開発された試験だが、個人の英語によるコミュニケーション能力を磨き、
基本的な英語を正確に使う能力を測定する目的の試験でもある。

TOEICの特徴
テスト結果は合否ではなく、10点から990点まで(5点刻み)のスコアで評価される。
ListeningとReadingという受動的な能力を客観的に測定することにより、
英語によるコミュニケーション能力を総合的に評価できるように設計されている。

TOEICのメリット
評価の基準は常に一定な為、受験者は正確に現在の英語能力を把握出来る。

TOEICの使われ方
非英語圏では、雇用や人事評価の際にスコアを用いる事がある。
日本の企業・官公庁・学校等では2002年度に約2,200団体が採用。
特に企業では、自己啓発や英語研修の効果測定、新入社員の英語能力測定などと
いった目的の他、海外出張や駐在の基準、昇進・昇格の要件としても利用されている。
また、日本の大学・短大では英語課程の単位認定や推薦入試などでも利用されている。

TOEICの認定機関
財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(日本)

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