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カバンが壊された

スーツケースの鍵はかけない方が良い

荷物受け取りの際のトラブルは、荷物が行方不明になる事だけでは、ありません。
荷物受取場のターンテーブルに出て来た自分のスーツケースが破損しているという事もありえます。
運搬の際の落下等だけではなく、危険物がはいっていないかと疑われた場合は鍵を壊してでも開けて中をチェックしているようです。
筆者は実際スーツケースをこじ開けられたことがあります。乗り継ぎ失敗で空港内で十数時間ぶらぶらしていたら頻繁にパスポート提示を求められたので、要注意人物と見られたのかもしれません。
それはともかく、度々壊されても困るのでスーツケースの鍵はかけずに預けるようにしています。

さて運悪くカバンが壊されてしまったら、その際は手荷物引渡所(Baggage claim)のカウンターで手続きを行います。
尚、手荷物引渡所(Baggage claim)で手続きをしないと、クレームをつける事が出来なくなりますので、荷物を受け取ったら荷物が破損していないか、必ず確認してください!

破損を発見した時には、「引換証(Claim tag)」を用意して、手荷物引渡所(Baggage claim)のカウンターへ行き
My suitcase is damaged.(私のスーツケースが壊れています。)
と、伝えましょう。
そして、「手荷物事故報告書(Property Irregularity Report)」を受け取ります。
その際、
Where can I claim for the damage?(どこで損害の補償を請求できますか?)
と、確認をしてください。
破損の原因が明らかに航空会社側にある場合には、航空会社で補償をしてくれますが、そうで無い場合には、保険会社に請求するよう指示されます。

というのは、航空会社の規約に
「破損の原因が明らかに航空会社に起因する場合を除いては、破損のお申し出はお受け出来かねますのでご了承ください。」(JALの規約より)
と、書かれています。
航空会社によって補償に関する規約が違うと思います。
ですから、利用航空会社の規約には 必ず目を通し、必要があれば もしもの事を考えて、保険会社の「海外旅行保険」に加入して海外出張・海外旅行へ行かれる事をお勧めいたします。

航空会社の補償に関する規約の一例。(以下はJALの規約)
・高価品・貴重品は、お預けにならず、お手元にお持ちください。
・楽器、スポーツ用品、陶器、ガラス製品、酒類などの壊れやすいものの取り扱いには十分注意しておりますが、その物品の固有の欠陥、または性質から生じた破損については責任を負いません。
・過重量、過容量による手荷物破損、老朽化など手荷物固有の不具合に起因した破損は、責任を負いかねます。
・着脱式のキャスター・ストラップ・フック・名札等突起した付属品の欠損は、責任を負いかねます
・軽微な破損(擦り傷、切り傷、へこみ、汚れ)は、責任を負いかねます。

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