TOEIC SWテストとはTest of English for International Communication Speaking and Writing Test(国際コミュニケーション(TOEIC)スピーキングテスト/ライティングテスト)のことで、
2008年より導入されました。TOEICテストが「聴く」、「読む」を中心とした試験であるのに対し、
TOEIC SWテストは国際的な職場環境において効果的に英語でコミュニケーションをするために必要な、
「話す:Speaking」、「書く:Writing」能力を測定する試験です。
TOEIC SWテストはTOEICテストとは別に実施され、次のような特徴を持っています
試験問題
財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が実質作成。
米国にある非営利のテスト開発機関Educational Testing Service(EST)が作成監修。
TOEIC SW受験の主な目的
TOEICテストに、スピーキングテスト、ライティングテストが新たに別形態で
導入されることで、TOEIC SWテストでは、4つの英語能力(リスニング、リー
ディング、スピーキング、ライティング)のすべてを直接的に測定する目的の試
験である。
TOEIC SWの特徴
TOEICスピーキングテスト/ライティングテストはETSのInternet-based
test(iBT)というシステムを通じて実施され、テスト結果は合否ではなく、0点から
200点まで(10点刻み)のスコアで評価される。
また、スコアをもとにした評価が能力レベル別評価として、
・TOEICスピーキングテストでは8段階
・TOEICライティングテストでは9段階
で表示される。
尚、TOEICスピーキングテストにおいては、
・Pronunciation(発音)
・Intonation(イントネーション)
・Stress(アクセント)
についても3段階で評価される。
TOEIC SWのメリット
iBTによってさらに効率的、かつ標準化された、公平な方法で受験者の解答を
記録・採点し、受験後のフィードバックを行うことが可能。
TOEIC SWの使われ方
TOEICテスト同様、企業では、雇用や人事評価、自己啓発や英語研修の効果測定、
新入社員の英語能力測定などといった目的の他、海外出張や駐在の
基準、昇進・昇格の要件としても利用されている。
また、日本の大学・短大では英語課程の単位認定や推薦入試などでも利用されている。
TOEIC SWの認定機関
財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(日本)