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旅館の接客英会話 その1

日本語の方言でお迎えするのもいいですね

「旅館」は「ホテル」とは一味違う日本独自の宿泊施設です。
基本的な接客は、別テーマで覚えた「ホテルの接客英会話」と同じですが、旅館には、日本独特のマナーやしきたりがあります。
外国人のお客様には特にその独特の部分をきちんとご案内し、旅館を楽しんで頂きましょう。
今回は、日本の旅館に勤務している、または勤務した際に、外国人のお客様がいらっしゃった時に役立つ「旅館の接客英会話」です。

お客様が旅館へいらした時には、
Good morning.(おはようございます。)
Good afternoon.(こんにちは。)
Good evening.(こんばんは。)
と、時間帯に合わせた挨拶をします。

しかし、その地域の方言で「いらっしゃいませ。」という言葉がある場合には、
わざわざ英語で話しかけるのではなく、日本語の方言でお迎えするのも良いかもしれません。

最近の旅館は、ホテル風になってきていますが、まだまだ、靴を脱いで上がる旅館が多いと思います。
外国の方は、靴を脱ぐ習慣がありません。
日本通の外国の方、あるいは日本をよく勉強してから来られた方などは、玄関で靴を脱ぐ事をご存知かもしれませんが、
Please take your shoes off at the entrance.(靴は、玄関でお脱ぎ下さい。)
と、声をかけてあげてください。
また、スリッパの習慣も無い国が多いですので、
Please don't step on the tatami floor with your slippers on.
(スリッパで畳の部屋に入らないで下さい。)
と、声をかけると良いでしょう。

ホテルと旅館の違いとして、旅館での夕食は、お部屋で食べる場合と食堂で食べる場合があります。
お部屋での夕食の場合は、
We will bring your dinner to your room at 7.
(夕飯は、7時にお部屋にお持ちします。)
食堂や大広間での夕食の場合には、
Dinner will be ready at 7. Please come to the cafeteria at that time.
(夕飯は、7時にご用意致します。時間になりましたら、食堂までお越し下さい。)
と、伝えてください。

また、ホテルと違い、旅館では、布団の上げ下げがあります。
布団の上げ下げの時間や、上げ下げをしに来た事を告げる時には、
We will come to your room to prepare the futons.
(夜、お布団を敷きにまいります。)
May I come in? I have come to lay out your futons for you.
(失礼します、お布団を敷きいたします。)
We will come to fold up the futons at 8 tomorrow morning.
(明日の朝は8時にお布団を上げに参ります。)
Good morning. I am here to fold up the futons.
(おはようございます、お布団を上げに参りました。)
と、説明してください。

旅館の接客英会話 その2に続く

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