TOEICのスコアがリスニングス495点満点、リーディング495点満点、トータル990点満点であったのに対し、
TOEIC Bridgeのスコアは
リスニングス90点満点、リーディング90点満点、トータル180点満点です。
おおざっぱな難易度の目安として、TOEIC500点がTOEIC Bridgeの180点満点に相当します
トータルスコアに応じて、コミュニケーション能力のレベル(Proficiency Scale)が6段階で評価されます。
またTOEIC BridgeにはTOEIC にはないサブスコアという特徴的な物があり、5分野について3段階評価がつきます。
またサブスコアは、スコアが不足の理由が英語力によるものなのかそもそもの母国語の能力が不足しているのか、
ある程度把握できる物だと思います。
トータルスコアに応じてつけられるコミュニケーション能力のレベル(Proficiency Scale)は次の6段階です。
Tレベル:TOEICスコア 155点〜180点
日常会話や応答ができる。
あまり複雑でない内容であれば、業務上のコミュニケーションがとれる。
概ねTOEIC 500点〜レベル。
Uレベル:TOEIC Bridgeスコア 140点〜155点
複雑でない内容であれば、言い直しや相手の協力を得て業務上のコミュニケー
ションがとれる。
(仕事の内容を教える、指示を出すなど)
概ねTOEIC 395点〜500点レベル。
Vレベル:TOEIC Bridgeスコア 130点〜140点
限定された状況下であれば、業務上のコミュニケーションがとれる。
(情報共有されているか、現地で現物や図などを使用するなど)
概ねTOEIC 345点〜395点レベル。
Wレベル:TOEIC Bridgeスコア 115点〜130点
簡単で身近な内容のコミュニケーションがとれる。
概ねTOEIC 300点〜345点レベル。
Xレベル:TOEIC Bridgeスコア 95点〜115点
日常会話において最低限のコミュニケーションがとれる。
(簡単な自己紹介など)
概ねTOEIC 250点〜300点レベル
。
Yレベル:TOEIC Bridgeスコア 20点〜95点
断片的なコミュニケーションのみとれる。
(数の表現など)
概ねTOEIC 〜250点レベル。
TOEIC Bridgeの特徴でもあるサブスコアは、次の5分野について3段階の評価がつきます。
英語の能力ももちろんですが、それ以前の基本的な言語能力が問われるので、大元になる母国語での基本能力が現れる内容です。
Functions
どのような目的と意図で英語が使用されているのかと言う英語の機能の理解度。
Listening Strategies
直訳するとリスニング戦略。要旨をつかんだり内容を推測するといった俯瞰的な
英語聞き取り能力と、アクセント・発音・時制などを正しく聞き分ける能力。
Reading Strategies
直訳するとリーディング戦略。大意や要旨を素早くつかんだり内容を推測すると
いった俯瞰的な英語読み取り能力と、文章構造を理解する能力。
Vocabulary
文字通りボキャブラリー=語彙力です。
Grammar
文法の理解と、用法の把握度合いです。