TOEICがネイティブスピーカーに近い、上級レベルまでの英語力測定を前提にしているのに対し、
TOEICBRIDGEは初級から中級レベル英語力測定を目的に作られた試験です。
試験はTOEIC同様に読む、聞く能力をためす物ですが、出題内容は身近で日常的な範囲に限られ、
さらに問題数や試験時間がTOEICに比べると大幅に少なく、中学生・高校生をはじめとする英語初学者を対象にしています。
"Bridge"はTOEICへの架け橋という意味が込められています。
TOEIC Bridgeテストは、次のような特徴を持っています
TOEIC Bridgeテストとは
English for International Communication Bridge Test
(国際コミュニケーション(TOEIC) ブリッジテスト)
2001年より導入された日常的で身近において、効果的に英語でコミュニケーショ
ンをするために必要な、話す、書く能力を測定する試験。
試験問題
財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が実質作成。
米国にある非営利のテスト開発機関Educational Testing Service(EST)が
作成監修。
TOEIC Bridge受験の主な目的
英語初級〜中級者(主に中学生〜大学生・英語の初心者)が英語能力測定をする
目的の試験である。
TOEIC Bridgeの特徴
TOEICテストと比べ、長文の文章が短くなっているなど、問題の難易度は従来の
TOEICテストよりも下げられている。
テスト結果は合否ではなく、20点から180点まで(2点刻み)のスコアで評価さ
れる。
また、各セクション(リスニングセクション・リーディングセクション)スコア、
トータルスコアの他に5分野3段階のサブ・スコア
Functions(言葉のはたらき)
Listening Strategies(聞く技術)
Reading Strategies(読む技術)
Vocabulary(語彙)
Grammar(文法)
について3段階で評価される。
TOEIC Bridgeのメリット
英語能力をスコアによって評価することで、
・基礎英語能力のチェック
・英語学習の目標設定
・TOEIC受験への準備
・英語能力向上のモチベーションづくり
が出来、英語のコミュニケーション能力を高めるメリットがある。
TOEIC Bridgeの使われ方
高校生の留学選抜や英語特進クラス選抜やレベルチェック、大学の英語レベル
チェック等多岐に渡る。
TOEIC Bridgeの認定機関
財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(日本)